プロダクト・スチュワードシップの推進

当社は、環境負荷を最小化した新製品の開発に注力しています。そのためには、製品設計や材料選定の初期段階から製造、輸送、そして最終的には使用後に至るまで全体を見渡したアプローチが不可欠です。

プロダクト・スチュワードシップ・プログラムに、サステナビリティを配慮した設計、製品の回収およびリサイクルの要素を適宜取り入れます。

当社の持続可能な製品設計プログラムは、製品のサステナビリティ評価(Product Sustainability Review, PSR)に始まります。PSRは、輸液の容器から透析装置まで、すべての医療機器の開発初期段階に適用され、製品がそのライフサイクルを通して環境、衛生、安全に与える影響などを評価するものです。PSRの結果は、製品化の実現可能性の確認、製品要件の明確化、潜在的な健康への影響と環境負荷の最小化に活用されます。PSRによって、以下のような成果が得られています。

  • 2009年、当社製の「FLEXBUMIN」(ヒトアルブミン)が医療用品としては世界で初めてカーボントラスト認証を取得しました。「FLEXBUMIN」は世界で唯一の軟質プラスチックバッグ入りのアルブミン製剤です。
  • 2011年初め、当社製の新たなダイアライザー「XENIUM+」が、「FLEXBUMIN」に続いてカーボントラスト認証を取得しました。「XENIUM+」は、既存品と比較して平均22%軽量であり、輸送時の燃料消費やバイオハザード廃棄物の削減に貢献する可能性があります。

動物試験の代替手段の利用、回数の削減、改善(3R)の新たな可能性を特定します。

当社は、製品の安全性および有効性の評価において、他に科学的な代替手段が存在しない場合に限り、動物試験を行います。

当社の最高科学責任者により設置されたグローバル動物福祉委員会は、当社の研究開発組織に所属する獣医と動物科学者で構成され、当社および当社の委託研究機関における動物福祉の基準を監視し、最適化を図っています。

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バクスターの歩み

バクスターの技術基盤