地域支援

製品開発、効果的な製品の無償提供を通して、医療へのアクセスを向上させます。

世界には医療への十分なアクセスを持たない人が10億人以上いるといわれています。社会基盤の未整備や政情不安、教育不足、貧困、規制による制限、医薬品の供給力や購買力など、医療を受ける機会を妨げる要因は数多くあります。当社は、資金援助や製品の無償提供とともに、製品やビジネスモデルのイノベーションを通して、世界の医療へのアクセスを向上させることに取り組んでいます。

バクスターとその慈善事業部門であるバクスターインターナショナル基金、そして従業員は、資金援助や製品の無償提供、教育支援を含むボランティア活動などを通して、地域社会を支援しています。従業員による2010年中のボランティア活動は、全世界でのべ16.3万時間にのぼりました。日本では、2011年中にのべ2,362時間のボランティア活動を行いました。また、バクスターおよびバクスターインターナショナル基金は、2010年中に総額約8,000万ドルを慈善事業へ寄付しました。

  • 世界84ヵ国に4,810万ドル相当の製品の無償提供を行いました。
  • 各国のバクスターの事業所から、世界37ヵ国以上に総額2,720万ドルを寄付しました。慈善事業への寄付は、医療へのアクセスの向上、発展途上国および危機的状況下にある国や地域への支援、地域社会の緊要なニーズへの対応を目的として行われています。
  • バクスターインターナショナル基金から、総額410万ドルを米国内外の団体へ寄付しました。これらの助成金は、児童や無保険者、高齢者などに対する医療教育の推進や、メンタルヘルスを含む医療サービスへのアクセス向上を支援することを目的として、提供されました。

発展途上国における医療へのアクセスを改善する新しいビジネスモデルを構築します。

医療へのアクセス向上の戦略を持続可能なものとするには、責任ある販売戦略と慈善的な製品の無償提供の双方が必要です。多くの企業が、BOP市場(経済ピラミッドの底辺)または発展途上国における医療へのアクセス拡大を模索し、積極的に取り組んでいます。当社は、コーネル大学のスチュアート・ハート教授および「持続可能な世界のための事業」(Enterprise for a Sustainable World)と協力し、最新のテクノロジーを駆使しながら、これらの地域において必要とされている医療を提供する機会の特定を進めています。

外部の支援団体と協力し、製品の無償提供に関する計画を策定および実施します。

災害や紛争などの惨事において、製品を迅速に現地に届けること、最も必要とされている製品が安定供給されるようにすること、後発発展途上国や発展途上国のニーズに合った製品を届けることなどを目的として、効果的な製品の無償提供を行います。当社は、アメリケアーズ(AmeriCares)やダイレクト・リリーフ・インターナショナル(Direct Relief International)とのパートナーシップを継続し、医療に不可欠な製品が必要とされる現場へ迅速に届けられるよう協力しています。

2010年春には、パキスタンおよびインドの洪水被害への支援として、アメリケアーズとDRIを通して総額7万ドル相当の製品の無償提供を行いました。また同年、ハイチ地震とそれに伴うコレラの流行に対しても迅速な救援活動を行い、何十万個もの輸液や医療に不可欠な製品を無償提供しました。ハイチ地震に対する当社の寄付総額は7,70万ドルにのぼりました。

また、2011年には医薬品の無償提供や支援金の寄付、従業員によるボランティア活動を通して、東日本大震災に対する支援を行っています。

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バクスターの歩み

バクスターの技術基盤